インディアンジュエリーのホールマークって何??

ホールマークとは…

Hallmark

辞書によると、商品の出所と本物であることを示すために商品につけられるマークとの事でした。

インディアンジュエリーのホールマークも正にその通りの役割を果たします。

基本的には”材質”と”製作者”の二つの刻印が打たれています。

npe-0977b

材質は”stering silver”であることが多いので、インディアンジュエリーのホールマークという言葉を使うときは、基本的には”製作者”の刻印を指します。

つまり、このホールマークは誰の?=これを作ったのは誰?といった感じです。

誰が作った物か証明するための刻印であるホールマークはアーティストの数だけ存在します。

そして、同じアーティストであっても、たまにホールマークを変更したりするので、注意が必要ですね。

最近、ホールマークを変えたナバホのアーティストさんはこちら↓↓

Delbert Vandever氏

以前のホールマーク ”DV”
delbert vandever
今のホールマークdelbert vandever

以前のホールマークはイニシャルだけでしたが、現在のホールマークはフルネームが入ってます。なんだかオシャレになってました 😎

ホピ族のBerra Tawahongva氏もホールマークを変えた事のあるアーティストの一人ですが、私は前のマークの方が好きだったなぁなんて思ったりします。

Delbert Vandever氏とは逆にシンボルマークからイニシャルの”BT”になっています。

hpe-0110e hri-0659b

上の写真だと分かりづらいかもしれませんが、以前のマークはこんな感じです。

berra_s

よくお客様にタコ??と言われていましたが、マァサウ(神の様な存在)を表します。

(2020年2月現在は、手作業でのサインから更に変更されて、形の整った刻印(Bの下に棒)となっています)

過去の職人のホールマークを再利用された例もあるそうなので、ホールマークを追っていくと、インディアンジュエリーの歴史も垣間見れて面白いかもしれません 😛

ホールマークについて深く調べてみたい方には、こんな書籍がおススメです 🙂

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